まっつんの婚活日記

売れ残り喪女、風俗嬢、高学歴、コミュ障、メンクイ

結婚したくなるきっかけ

メンズエステのお客さんの中年のおじさんによると、普通は、交際中に子供のいる夫婦を見て、結婚したいと思うらしいです。 確かに、子連れの夫婦を見て「いいなあ」と言っておられた女友達は早々と結婚していかれました。カホコは子連れの夫婦を見ても、何とも思いません。 世の中には、妊娠しただけで、妊娠初期だとしても、見えない我が子に母性を感じてしまう人もいるそうです。カホコは無理です。母性なんぞ、生まれてから、もしくは大きくなって妊娠が分かるくらいにならないと母性を感じない自信があります。 過去に婚活で出会った人との初デートで、友達の結婚式に参加して幸せそうで羨ましいから自分も結婚したいと思ったという男性の話を聞いたことがあります。カホコは少ないですが、友達の結婚式に参加したりしたことはあります。しかし、それを見て、カホコも後を追って結婚したい!なんて思った試しがありません。 むしろ、悔しいと思ったことはしょっちゅうです。当時恋愛未経験なカホコは従妹という超親戚の結婚式に参加しました。大好きな祖母も参加していまして、とても喜ばしい会であるはずですが、悔しくて悔しくて、カホコは酒をガバガバ飲んで泣いてしまっていました。 今は恋愛未経験は卒業しましたが、いい年こいて独身女であるために、結婚出産という人の幸せに対してイライラします。人の幸せを喜ぶのが正当であることは百も承知なのですが、カホコは聖者になりきれません。 子連れを見て良いなではなく、人の幸せを僻むなんで、なんて性格の悪い女なのでしょうか(笑) 以前のブログに書いた通り、結婚願望のある女は、カホコみたいにイケメンにときめきを求めるのではなく、男を見たら年収やら家族構成やらを見るらしく、そういう女性は早く結婚していくそうなので、カホコは本当は結婚願望がないのです。 精神的には結婚に不向きかもしれませんが、技術的には結婚に向いています。父子家庭なために、祖母の家事を手伝って育った結果、料理が好きだからです。片付けは得意とは言い切れませんが、掃除は頑張っています。妻ではなく、家政婦のほうが向いているかもしれません。 そんな、結婚願望のないカホコですが、自分のためだけでなく、周りのためにも結婚したいと思うのです。父親は結婚適齢期のカホコに結婚相談所に行くように言ってきます。(参照ブログ)それはあまり重要ではありません。 既に亡くなっている祖母が、まだうら若きカホコに、「ボーイフレンドはおらんのか?」と悲しい声で尋ねてきたことがあります。もう祖母にひ孫を見せてやれるのは墓の前くらいです。 今は老人の住まいへ移動していかれたお向かいに住んでいたおばあさんは、カホコと会うたびに、「早くお婿さんもらって子供産んで、近所をにぎやかにしてくれないかんわ」って言ってきました。カホコは何もしていませんが、お隣に住むカホコの幼馴染の夫婦が子供を産んでにぎやかにしてくれているので問題は解決されていると思います。カホコが結婚する前に祖母は亡くなり、御向かいのおばあさんは終の棲家に引っ越されてしまいました。御向かいのおばあさんは足腰が悪いだけで、認知的にはしっかりしていましたが、出入り口に階段のある家に住み続けるのは難しかったのでしょう。カホコができることは、結婚して産んだ子供を、御向かいのおばあさんに見せてあげることくらいです。しかし、大きな問題は、カホコは子供好きそうに見えないと女友達から指摘されることです。