まっつんの婚活日記

売れ残り喪女、風俗嬢、高学歴、コミュ障、メンクイ

歯列矯正して女磨き

カホコは現在、歯列矯正中です。三十路の大の大人ですが、歯にワイヤーを張り巡らしたビジュアルです。26歳の時、つまり元彼とひどい別れ方をした時に、矯正歯科の門を叩きました。 若い頃は、歯並び気にしていませんでした。多少がたつきはありましたが、特にひどくはありませんでした。大人になり、親知らずが顔を出す頃になり、押されて前歯のガタつきがよりひどくなったと思います。噛み合わせが理想の状態ではないため、歯ぎしりにもつながるようで、それが余計に歯並びを悪くさせ、エナメル質を削っているようです。 とはいえ、自分では気にしていませんでした。気にするきっかけは、水商売スナックで働いていて、お客さんやママに、歯並び悪いから直したほうがいいと言われたことです。水商売も悪いもんじゃありません。一匹狼のキャバクラと違い、アットホームなスナックは皆が仲が良く、カホコにそういったお節介を焼いてくれるのです。化粧やファッションもお節介を焼かれたことがあり、つけまつげを上手につけるテクニックは、スナックに行くために毎回つけていたから身についたのです。初めのつけまつげ姿は福笑いで、化粧顔はキョンシーだったようです。 気にしだした段階から実行に移したきっかけは、元彼とのひどい最後です。性格と見た目を否定されたので、見た目ならわかりやすく改善の余地があるとみなしました。今やらなければ、これ以上のショックな出来事そうそうないので一生見た目を良くするために努力しないであろうという思考が、歯列矯正に至らせました。何が1番嫌だったかというと、抜歯です。抜歯に比べたら、ワイヤーで締め付けられる痛みや歯磨きのめんどくささは大したことありません。あくまでカホコ目線ですが。もちろん、将来的な歯の維持を考えると歯を抜いて矯正したほうがいいです。元彼との別れがなければガタガタの歯で一生を過ごしたかもしれないので、スナックにもですが、感謝ではあります。 他のためらいとしては、当時26歳のカホコは彼氏なしですが(現在も同様)、年齢的にはいつでも結婚できる歳なので、つまり出産できる歳なので、被ってしまわないかということです。他にも、矯正器具を歯につけることで、見た目が見苦しくなり、余計に彼氏ができにくくなるのではないか、ということです。そんな心配も、今やらなければ一生やることはないとの思考から、今やることを決断しました。 逆に、ネットサーフィンしていると、歯列矯正してる最中に結婚できましたという記事が見つかったりします。カホコはもう三年歯列矯正していますが、成就していないので、それは必ずしも本当ではないようです。 現在は、抜く歯は全て抜き終わり、歯を綺麗に並べるだけの段階なので気楽であります。ワイヤーが外れても固定させるために数年は寝る時にリテーナーをつけて寝なければならないようですが、そうなればもう終わりのようなものです。 心配していた結婚出産がかぶることもなく、昔の思惑通り遅い結婚(できるかわからないが)になりそうです。 ビジュアルが悪くなり、余計に男ができにくくなるのではないかという心配は全く必要ありませんでした。カホコ的にも、ガタガタの白い歯より、綺麗に並んだワイヤー付きの歯の方が美しく見えます。彼氏はできていないながらも、微妙な関係まで至る男はいましたし、きちんとこの歯でも男を寄せ付けています。 むしろ、ビジュアルより機能面が心配すべきみたいです「キスできるの?」と心配されます。問題なくできます。ディープキスだって出来ます。針金を舐めてもトゲはないので全く痛くありません。しかし、問題は、フェラチオにあります。裏側矯正ではないので、歯についている針金は無害です。しかし、上顎に刺さっているネジとそれを取り巻く針金が凶器となり、触れると痛みを与えるようです。カホコは上顎にネジが刺さっているのです。だからあまり奥に入れると危険で手前までが限界です。しかし、これくらいは大した問題にはなりません。 昔は人の歯並び気になりませんでしたが、一旦歯列矯正経験者になると人の歯並びに目が行き、綺麗な顔してるのに歯並びがめちゃくちゃだと残念だなと思います。韓国では就職祝に整形を親からプレゼントされるように、アメリカでは歯列矯正が当たり前のように親からプレゼントされるようです。日本は遅れています。 おまけ カホコのやりたくない積極的な婚活のできるサイトはこちら。フェイスブックアカウント利用で、リクルートが運営しているのが安心を与えそうな婚活サイトです。