蕾 コブクロ

精子 こぼしても 愛液まみれ マン子の中じゃ
誰も気付いてはくれない
だから あなたの子供を僕は知らない

絶やす事無く 僕のチンコを 締め付けていた
締まり良い膣は あなたがくれた 理由なき愛のあかし

柔らかなオッパイが包む チンコに キュッと パイズリしながら
いつかこんな日が来る事も
きっと きっと きっと わかってたはずなのに

消えそうに 泣きそうな 赤子が うるうる 僕を待ってる
掌じゃ 掴めない 水に踊る赤ちゃん
立ち止まる布団に寝る
上手にあやし 笑って見せた あなたを思い出す 一人

乳の谷間に 埋もれた顔を いつか見上げて
花を飾るだろう 信じた天使 咲く場所を選ばない

僕等この街に落とされた修行僧 みんな 光を探して
重なり合う時の流れも
きっと きっと きっと 追い越せる日が来るさ

風のない 線路道 五月の美空は 青く寂しく
動かない ちぎれ雲 いつまでも浮かべてた
どこにも もう戻れない
僕のようだと ささやく風に キラリ舞い落ちてく 涙

散り際に もう一度 逃げる花びらは あなたのように
聴こえない ごめんねを 握った両手に 何度もくれた

消えそうに 泣きそうな 赤子が うるうる僕を待ってる
今もまだ 掴めない あなたと作った子を
立ち止まる 僕のそばで
優しく開く 笑顔のような 赤子探してる 空に